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てっちゃん

てっちゃんのことをここに書いていたんだけどまんまと消えて仕舞いました。

もうがっかりした。

因みにこないだはミウッチャのことをひたすら書いていたのだけど

それもパソコンの機嫌が急変して見事消えて無くなりました。なんなの?!

 

プラダのことはもう書き上げる自信がないのだけれど

てっちゃんへの気持ちはまだわたしのこのへんに(頭とか心臓をゆびさしてみる)微かにのこっている気がするので

根気よく机にむかってみようとおもう。

まぁ、なんでてっちゃんのことを書いていたのかというと特に意味なんてないのだけども。

丁度きのう電話がきたから、おもいだしていたからだとはおもう。

 

てっちゃんはいつも急に電話をしてきて用件だけボソボソッと喋って、じゃまたーなんていってガシャンと電話を切る。

ある夜たちは大体いきなり今から来いって言う。

わたしの言い分なんて聞いちゃいないんだわ。

だけどわたしはブツブツ文句を言いながらてっちゃんの待つ場所に急ぐことが殆ど。

勿論無理なときは無理だって言って行かない。

本当に勝手だなぁ、なんておもいながら、よくよく考えてみたら自分も同じようなことをしているか・・と気付く。

そういえばわたしの周りには他にも数名そういう連中がいることをおもいだした。

結局似た者同士は集まって来てしまうのだ。

 

てっちゃんがつくる服はあんまり東京でみることは出来なくって

富ヶ谷のてっちゃんのお店と東京から遠く離れた地方のセレクトショップで手に取ることが出来る。

あと、それと、わたしがたまにいるあの場所となんか吉祥寺のあるカフェの一角で試着しか出来ない買うことが出来ない、なぞのシステムの場所を設けている。

それを初めて聞いたとき、本当にわけがわからないっておもったし

今もこうして書きだしてみたら、やっぱりわけがわからないとおもった。

こんなふうに書くとけなしているように聞こえるかもしれないけれど、こうみえて褒めている。

一応ファッションデザイナーっていわれているてっちゃんは、去年脚本を書いて劇をつくってみせてくれた。

脚本が・・・演出が・・・なんて言ってぐったりしていたのをみていたので

お前は本当に一体何屋なんだい?と呆れながらもいつもてっちゃんのやることを楽しみにしている。

だけどその楽しみの半分以上はハラハラしている。

その前はファッションショーをやるということで大勢のお客さんたちは或る室内プールに案内をされた。

あらわれたモデル達は次から次へと水の中におちていった。

とてもとってもきれいだった。

中でも、てっちゃんの永遠のミューズであろうてっちゃんのお嫁さんは群を抜いて果敢無くてうつくしかった。

わたしはこの2人の関係がだいすきだ。

すこしあこがれている。

 

 

 

てっちゃんとの付き合いは大してそんなに長くない。

もともとわたしはてっちゃんのお嫁さんと知り合いでずっとずっとだいすきなおんなのひとだった。

いつも困った顔をしていて線のように細くてうさぎみたいに白くって、だけどしっかりとした意思をもっていて、つよくてとってもこころやさしいおんなのひとだった。

あるとき、そのおよめさんは仕事をやめてしまいなかなかあうことができなくなってしまった。

いろいろ気持ちを察してみたら(勿論そんなのはわかりっこないし、いつもの得意のお節介と妄想にすぎないんだけど)

そんな簡単には連絡も出来ないなとおもい、とてもかなしいきもちでいっぱいになっていた。

その時期、たしかわたしは落ち込んでいる日々が続いていていろんなことが嫌になっているときだった。

おそらく「スタイリストやめたい」ってはじめておもったときのことだったとおもう。

(スタイリストをやめたいとおもったことがありますか?とたまに質問を受けたりするのだけど、そういうときは大体嘘をついていて、「ないです♡」と答えている。もしくは「しょっちゅう♡」と答えたこともあるかもしれない。本当におもったのはあのときだったとおもう。決定的に何かがあったわけではない。ないのにおもっていたから問題だったと今はおもう。ただ肩書なんて本当はどうでもいい。まぁ、私の話は置いておこう)

そういう気分がよくないとき、わたしはとにかく外に出かけていったり、普段しないようなことをしたり、暫くあっていなかった人に会いに行ったりする。それでいて結局服に繋がることばかり考えていますから、これはもう病気か?とさえおもう。もう離れらんない。

それで、そういえば富ヶ谷にとあるブランドのアポイント制のお店があると聞いていたことをおもいだし、わたしは早速そこにメールを送ってみた。さらに早速お返事を戴いてわたしは鈴木さんを誘ってそのお店にいった。

あのとき、なんで鈴木さんがいたのかはさっぱりおもいだせない。

鈴木さん憶えていたら知らせてください。もう最近記憶がね・・・

少し道に迷いながらようやく目的地に辿り着き、ドアを開けた。

そのドアはとっても重たくって、今でも行くたびにおもいなーとおもう。

そうして足を店内に踏み入れ辺りを見回そうとした瞬間にわたしは目と耳を疑った。

たかやまさーん

と呼ぶ声の先に立つ人に目と耳を疑った。

だってそこにはてっちゃんのお嫁さんが笑って立っていたのだから。

何が起きているのかよくわからなくて、驚いたのと声を出したのと瞼があつくなってぴくぴくしているのと、泪がどわっと溢れてくるのがぜんぶもういっきにやってきてぐちゃぐちゃだったはずだ。

てっちゃんのお嫁さんがてっちゃんのお嫁さんであることをわたしは全然知らなくて(どうやら巷では有名な話だったらしい)

そもそもてっちゃんのことはこの時点でまったく知らないし、てっちゃんのつくる服のこともそんなに知らなくて、この日、はじめていろんなことが鮮明になり散らばっていた点と点が一本の線になった気がした。

誰と誰が実は仲がいいとか、誰と誰が繋がっているとか、そういう話に疎かったり得意ではないので、えー!みんな知ってるよーっていうような話をまったく知らないことが多い。だけどじぶんはそれでいいとおもっていて。

必要なことはいつか自分の中に必ずはいってくるし、何かや誰かにあうとき、タイミングっていうものは必ず介在しているとおもっているので、そこに身を委ねていたい。自分の目や耳で確認していないことに関してあんまり興味がないのだ。

どうやら、わたしからのアポイントの連絡がはいったときに、これはあのたかやまさん?となったらしく、それでてっちゃんのお嫁さんがお店に足を運んでくれたらしい。うれしかった。

ひととひとはなんだかとても絶妙なものだけでなんとかつながって出来ている気がする。

せかいにはこんなにひとがいるのに。

わたしはてっちゃんに会うことができた。すごくすきなひとだ。ふしぎだとおもう。

あの日、てっちゃんはお店にいなくって、だから電話越しではじめましてと挨拶をした。

てっちゃんの声はモゾモゾしていてなにを言っているのか聞き取り難くてなんか面白かった。

それから暫くして服やさんが半年に一度行う、ご存知展示会たるものがてっちゃんのところにもあって、そこで初めててっちゃんと会って言葉を交わした。

何を喋ったのかは覚えていない。たぶんあんまり喋っていない。たぶん。

だけどいつのまにか、わたしはてっちゃんからおもむろに電話がきて、げんき〜?こいしてる〜?ガブリエル〜♡なんてわけのわからないことを、あの静かで穏やかな声で放ち、そしてその声は消えていく・・・みたいな瞬間を何度もすごすようになった。

ファッションや服の話をよくして、ときには恋だの愛だのの話もして。だけど大体はくだらないことばかりで。

わたしたちはわりとくだらないことがすきだ。

いや正確にはわたしのことだけに関していえばくだらないことをほんとうにあいしているとおもう。

なんだか最終的に全部笑えてしまったら最高だなっておもっている。

くだらないことを本気でやることがすきなのかもしれない。

いや、てっちゃんはぜんぶ本気なのかもしれないけれど。

わたしは大体のことはくだらないほうがいいとおもっている。

くだらないといえば、てっちゃんが何かを発表するときにきまって登場するのがお笑い芸人のおかっぺだ。

おかっぺはてっちゃんのところ以外では聞いたことが無い。

だけどてっちゃんはおかっぺのことがだいすきで仕方がないみたいだ。

もはや、おもしろいのかおもしろくないのかといったらそういうことではなくて。

あれは執念だ。

ずるいなぁとおもう。

 

 

 

 

それしにしても、てっちゃんは本当に面倒くさいひとでお酒ばっかり飲んでいるしなんでもかんでも言ってくるしバカバカ言われるし言わなくていいこともどんどん言ってくるけれど、わたしもてっちゃんにはそうやって接している。てっちゃんとバカバカ言ってるときは最高に楽しいし、余計なことばっかり言うけれど、てっちゃんはみんながわたしに内緒にしていた言い難いことをさらっと伝えてきたことがあった。それが2回あった。おかげでわたしは自分から真実を知ることが出来た。

てっちゃんのつくった服をみるときは、たぶん2人ともとっても緊張している気がする。

だけどわたしはそこの時間をすごく大事にしたいとおもっていて、きちんとおもっていることを伝えたいともおもっている。

イイものはイイ。そうでないものはそうでもない。

なれあいで、てっちゃんとてっちゃんがつくった服に接することは出来ない。

服とてっちゃんに失礼になるからだ。

だけど世の中は大体そんなことなくて、意外とそういうものでまわっていることも多々ある。

そうはなりたくないのだ。

基本的に服をみるときは全部そうやっているつもりだ。

ちょっと偉そうになってしまった。ごめんなさい。

とにかくてっちゃんとの間に嘘があってはいけないとおもっている。

勿論他の誰かとの間でもそうなんだけど。

もし、てっちゃんに嘘をついたり誤魔化そうとしても恐らくバレるとおもう。

 

 

 

きっと彼は今頃必死だとおもう。

どうしよう、服つくってるって言ってたけど、また脚本書いていたら・・・

それならそれでもいいけれど・・・

わたしは、てっちゃん、もっと外に出て勝負にいってほしいよ。

って、いっつもそう言う。

そうすると聞いてんだか聞いてないんだかよくわかんない表情をする。

なんだかな。いつものことだ。ほうっておく。勝手にまたなにかわけのわからないことをするのだろうから。

 

 

 

てっちゃんとてっちゃんのお嫁さんとてっちゃんの子供とてっちゃんの周りにいるてっちゃんが大事にしている人達が幸せであればいいなとおもう。

わたしといえばてっちゃんにブスなところばっかり拾われるからもうブスでいいやっておもったりする。

また会える日をたのしみにしている。

この日記が気付かれないことを願っている。

 

 

だけども、てっちゃんのこと

前も書いた気がする。

お嫁さんとの出あいのくだりとか。

どうだったっけ。

でもまぁいいや。

それくらいすきだってことだとおもう。

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